蟻地獄

Twitterに書ききれない長めの文とか書くよ

VALUで自分のWebサービスのソースコードが売れた話

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好きな言葉は不労所得です。

情弱から金をむしり取る悪の集金システムVALUが話題ですね。私も情弱を騙して一山当てようと思い登録してみました。プロフィールに堂々と「VALUのパロディサービスNILUを運営しています」と書いておいたので審査通らないかと思ったんですが、なんか1日でスムーズに通ってしまいました。さすが小川晃平さん、チャレンジングなサービスだけあって柔軟な対応ですね。お礼の気持ちとして小川さんのVALUを1個買っておきました。3万円くらいしました。完全にぼったくりですね。

さて、VALUでは優待を設定できるということなので、「VALUのパロディサービスNILUの全ソースコードを提供します!」という優待にしました。他人のふんどしをぺんぺん草も生えないほど使い尽くしてやろうという魂胆です。

木曜日から売り始めたのですが、今のところ30個ほど売れ、7000円程度の売り上げとなっています。プロが2週間かけて書いたコードの対価として7000円が正当かというと完全無欠に安いのですが、趣味でさくっと作ったサービスのコードに値段が付くというのは不思議な体験です。

こういう、ふわっとしたものを売ることができるプラットフォームって今まであまり無かったんじゃないでしょうか。意識が低い人向けのCAMPFIRE、あるいはnote界のメルカリとして、VALUをサービスの売買プラットフォーム代わりに使うのはなかなか面白いのではないかと思います。

もちろん各所で指摘されている通り、VALUには金融商品取引法が適用されず、相場操縦もインサイダーもやり放題の世紀末無法地帯となっています。使ったお金は基本的に戻って来ないと思っておいたほうが良いです。ですが、お金を使わずに気になる人をウォッチしておくだけでもぬるっとした人がたくさんいるSNSとして楽しめますし、Windows100%を1冊買ったと思って1000円くらい課金しておくと色々な業が見られて面白いのではないかと思います。

ちなみにVALUは平日9時~18時(※7月からは21時まで)しかやってないので、このエントリを見た時点ではメンテ中のことが多いかと思います。そんな人のためにNILUは24時間営業でやっていますので、VALUに登録する前の練習として遊んでみてはいかがでしょうか。 nilu-is.appspot.com

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